AS21525 刀:小田原八幡山住清平

説明

ご注文番号:AS21525
刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘: 小田原八幡山住清平

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は小田原八幡山住清平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:70.3センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.02センチ
先幅:1.93センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:655グラム
時代:江戸時代 万治の頃
体配:身幅広め重ねやや厚く反りが深く付き
切先が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き大肌が混じる。
刃紋:沸出来、匂口の深い互の目乱の大互の目乱、濤乱刃となり刃中、小足、砂流 、金筋が盛んに働く。刃中の働きが横溢で勝れた刃文を焼いております。

特徴:小田原八幡山住清平兼若初代の四男で元和6年に生まれる。 名前を辻村五郎左衛門尉と称し江戸に出て小田原初代稲葉正勝公に仕えた。

葵美術より一言:高い技量を持った八幡山住清平は小田原初代稲葉正勝公に仕えた。その為銘には小田原八幡山と銘をきる。 当時萬治頃には加賀で兼若とともに刀工生活をしていたが萬治2年の東武に移住する。元禄6年75歳の作品があり長命であった。 本作は一件すると津田越前守助広に酷似した作品であるが、時代から寛文以前の作品と考えられ私見では津田越前守助広が濤乱刃を制作する時代寛文5-6年以前の作品と考えられ、むしろ清平の作風が助広に影響をさせたとも考えられる作品です。沸出来で荒々しい野趣に富んだ作品を是非お勧め致します。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥650,000

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

最高入札者 : binchigusa2

binchigusa2
2022/04/20 (水) 12:58
¥650,000
オークション開始
2022/04/20 (水) 09:33

※ = 自動入札