AS17572 脇差：加州住藤原家忠(保存刀剣)

ご注文番号：AS17572
脇差：白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘：加州住藤原家忠

新刀：中上作：業物：加賀　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は加州住藤原家忠 としてはに上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：銀一重
刃長:54.6セセンチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:3.07センチ
先幅:1.7センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:530グラム
時代：江戸時代　寛永の頃
体配：身幅、重ねしっかりとした作品で反りやや深く
切先の伸びた綺麗な作品
地鉄：小板目肌良く練れて地沸がよくつき肌立つ綺麗な地鉄です。
刃紋：沸出来、互の目乱れよく摘んで帽子丸く返る

特徴：家忠は金沢に住し、加州兼若とよく似た作品を制作する。
この作品は保存刀剣に合格しておりが、特別保存にも
問題がなく合格すると考えます。

拵：
鍔：円形の鉄鍔に透かしを入れた正阿弥風の鍔
縁頭：赤銅魚魚子地に獅子の図柄を高彫し
金と赤銅で色絵をほどこす
鞘：黒蝋色鞘
目貫：画題は不明であるが赤銅を高彫し金で色絵をほどこす。
小柄：四分一地に福禄寿描いた図

葵美術より：肉置きの良い作品で瑕や欠点のない　素晴らしい作品です。地鉄も小板目肌良く積んでおり刃紋も互の目乱れとなり海の荒れた波動を思わせる作品丁寧に製作しており、全てに感じさせる作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳