AS20259 脇差:無銘(法華)

説明

ご注文番号:AS20259
脇差:白鞘入り(保存刀剣)

銘: 無銘(法華) 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(法華) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 上研磨
はばき:銀一重
刃長: 53.8センチ
反り: 2.2センチ
目釘穴:1 個
元幅: 2.68センチ
先幅: 1.62センチ
重ね:0.72 センチ
刀身重量: 460 グラム
時代:南北朝時代応安の頃 1368年
体配:大擦上無銘で身幅、重ね尋常な反りが深く付き
切先が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき細かな地景が入り
淡い映りが見てとれる。
鎬地:鎬地には古刀らしい板目肌に杢目肌が混じった地鉄となります。
刃紋:小沸出来、直刃鼠足が入る。 
差裏に1か所互の目が入る。

特徴:刀剣博物館では法華と鑑定された作品です。法華とは備後三原鍛治で法華一乗が日蓮宗の僧侶となった事に由来する。 応安元年に(1368年)備後国尾道住日蓮宗法華一乗作という作品が存在する。

葵美術より一言:備後には三原以外に青江が存在しております。 
作域はかなり似た所があり本作などがそれに該当いたします。 
地鉄といい刃文も同様に酷似しておりますが、帽子の焼きの返りが長く乱れ込んでいる点と差裏に1か所互の目が入る部分で法華と鑑定されたのかもしれません。 しかしながら素晴らしい地鉄と刃文を
もち鎬地には古刀らしい板目肌に木目肌が混じった地鉄となります

時代背景:懐良親王は南北朝時代の南朝の征西大将軍として肥後国隈府(熊本県菊池市)を拠点に征西府の勢力を広げ
九州における南朝方の全盛期を築いた。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥180,000

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入札履歴

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最高入札者 : ff7477

ff7477
2022/04/18 (月) 16:10
¥180,000
オークション開始
2022/04/13 (水) 09:46

※ = 自動入札