AS17354 脇差(寸延び短刀):濃州住寿命作之(無保証)

説明

ご注文番号: AS17354
脇差(寸延び短刀):拵え入り

銘:濃州住寿命作之(無保証)
寛永三年二月日
            
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 濃州住寿命作之 としてはに上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:30.0セセンチ
反り:0.5 センチ
目釘穴:1個
元幅:3.07センチ
先幅:1.7センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:530グラム
時代: 江戸時代
体配:身幅が広く重ね薄く先反りが少しつき
地鉄:小板目肌肌立ち地沸が付き肌目が見て取れ、
白気映りが現れる。
刃紋:小沸出来、小互の目乱れが続き先尖って丸く返る

特徴:本作は銘に不信感がある当社としては偽名扱いとさせていただきます。作品は美濃関の作品であると考えますが寛永頃になると美濃ではほとんど短刀の製作は行われなくなっております。あれば貴重品でありますが私見ですが寛永頃は短刀の製作は急激に少なくなっているのです。

拵:
鍔:木もしくは革で製作した鍔です。
縁頭:鐺、栗型:蜻蛉の図柄を鉄で高彫りする。
鞘:木に皮を巻いた変わり塗り鞘
目貫:鉄で龍の図型を高彫りする
小柄:真鍮地
小刀:彫り物がある

葵美術より一言:この作品は銘は偽名と考えますが拵えが大変珍しい栗型、縁頭、鐺は鉄で出来た蜻蛉の図柄となっております。蜻蛉は勝虫といわれる如く勇猛果敢に敵に対して飛びかかる習性を持っております。 したがって刀の拵えにはよく製作されております。  本作は鉄地で良く白気映りがあらわれた作品で拵えが見事な蜻蛉の図柄でできた素晴らしい作品ですので是非おすすめしたい作品です。

時代背景:戦国時代が終わり、江戸時代となって世の中が落ち着いてきた時代です。

無保証
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


落札価格:¥170,000

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入札履歴

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最高入札者 : Aurifaber

Aurifaber
2022/04/16 (土) 19:05
¥170,000
オークション開始
2022/04/10 (日) 09:02

※ = 自動入札