AS21366 大小:対馬守橘入道常光

説明

ご注文番号:AS21366
大小:
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大:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:対馬守橘入道常光
元禄十六年八月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 対馬守橘入道常光としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:69.0センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:2.03センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量: 735グラム
時代:江戸時代元禄の頃
体配:身幅がやや広く重ね尋常な反りの深く鋒のびた体配の良い刀
地鉄:小杢目肌よく練れて精良な地金となり映りが明瞭に現れる
刃紋:小沸出来、匂い出来に近く丁子乱れに互の目乱れが混じり小足が入り葉が柔らかく働く
      

特徴:対馬守常光は近江国蒲生郡の出身で江戸に移住し出羽守光平、越前守宗弘とともに江戸石堂と称している。寛永3年に生まれる。  日置姓通称は市之丞といい後に三郎左衛門と称する。現在は彼らは近江から京都に渡り江戸に下ったというのが有力な説である。 光平は常光より6歳年長であるとされている。常光は橘氏、光平は源氏と名乗っているところから従来兄弟といわれていた点に疑問が持たれております。両者光平、常光は江戸石堂を代表とされる刀工であり花やかな丁子乱れを焼き映りを出すなど古作一文字を彷彿とさせる出来口であります 又明るく冴えた作品です。元禄十六年八月吉日と裏銘のあるのが貴重です

葵美術より一言:この大小一腰の刀は比較的身幅も重ねもしっかりとした作品で映りがかなり現れ常光の特徴を良く表しております。 

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小:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:対馬守橘入道常光  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 対馬守橘入道常光 としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:52.6センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.09センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.71センチ
刀身重量:595グラム
時代:江戸時代元禄の頃
体配:身幅が3.09cmと広く重ね厚く
反り適度に反り鋒がのびた体配で
がっしりとした健全な脇差で肉置きが良く
ハマグリの表面を思わせる丸みのある健全な作品
地鉄:小杢目肌よく練れて地沸がつき映りが良く現れる。
刃紋:匂い出来丁子乱れ互の目が混じり足、葉匂口柔らかく働き飛び焼きが入り、帽子のたれて丸く返る
  

特徴:対馬守常光は近江国蒲生郡の出身で江戸に移住し出羽守光平、越前守宗弘とともに江戸石堂と称している。寛永3年に生まれる。日置姓通称は市之丞といい後に三郎左衛門と称する。現在は彼らは近江から京都に渡り江戸に下ったというのが有力な説である。 光平は常光より6歳年長であるとされている。常光は橘氏、光平は源氏と名乗っているところから従来兄弟といわれていた点に疑問が持たれております。両者光平、常光は江戸石堂を代表とされる刀工であり花やかな丁子乱れを焼き映りを出すなど古作一文字を彷彿とさせる出来口であります。

葵美術より一言:本作の脇差の常光の作品は独特な丁子乱れを焼き上げて映りが鮮明に現れた作品です。一文字を思わせる作品で出入りが激しく刃中、砂流、金筋が働き明るく冴える。 常光でこれほど出来の良い作品は滅多になく又健全であるのも好ましい。大小の作品で対馬守橘入道常光で大変珍しく大刀は裏銘が元禄十六年八月吉日とあり常光としては裏銘のある作品は少なく貴重な作品と言えます。江戸時代に刀身に明瞭な映りを出す刀工は少なく是非お勧めしたい作品です。      

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特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形





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2022/04/01 (金) 09:22

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