AS21660 刀：肥後万宝子延寿国宗(新々刀)

ご注文番号：AS21660
刀：白鞘入り(保存刀剣)

銘：肥後万宝子延寿国宗(新々刀)　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鞘書：肥後万宝子延寿国宗　同作中の優刀に珍品？　
刃長二尺七寸6分有し昭和両？年夏日
寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥後万宝子延寿国宗(新々刀)としては上作にランクされる作品です。
新新刀：中上作：肥後
研磨済み
はばき：金着一重
刃長:83.6センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:1.8センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量:895グラム
体配：極めて長い刀で身幅、広く重ね厚く、反り深くつき切先ややのびた見事な作品である。
地鉄：板目肌よく寝れて柾目肌混じって流れる
鎬地：板目肌よく詰む
刃紋：沸出来互の目見られとなり刃中に小足が入る

特徴：肥後万宝子延寿国宗の作品で延寿の子孫と言われた作品であり本作は極めて長寸の初の刀で裏銘がなく一見するとより時代の古い作品と考えられる。

葵美術より一言：肥後万宝子延寿国宗は延寿の末流でありますが意欲的な刀工と言われております。特にこの作品は長寸であり８３、６センチの大きな作品であり出来も良く是非お勧めしたい見事な作品です。延寿鍛治の最後をしめした作品でその長大な見事な作品は珍しいと言えます。本作は出来が良く一見すると大宮備前を思わせる作品で是非お勧めしたい作品です。瑕や欠点がなく83.5センチもある作品で是非お勧めしたい出来です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形