AS22049-刀:備前国長船住中川七郎右衛門尉門行包

説明

刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)
銘:備前国長船住中川七郎右衛門尉門行包
文禄五年八月 
         
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備前国長船住中川七郎右衛門尉門行包 としてはにランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:68.5センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.27センチ
先幅:2.56センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:845グラム
時代:室町時代末期天正の頃
体配:この刀は珍しく俗名をうった作品で
身幅、重ねしっかりとして反りが深くつき
切先がのびた体配の良い作品です。  
刀身には上り龍、裏には下り流がほられておりますが
のちに製作された彫りすなわち後彫と言えます。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸がつき綺麗な地鉄となる。
刃紋:のたれ刃基調に小互の目乱れを焼き
刃中、所々金筋が働く。 帽子乱れ込んで先、掃掛となる。

特徴:備前国長船住中川七郎右衛門尉門行包は文明頃に活躍した刀工でその後数人の行包が活躍する刀工群であります。 本作はおそらく3代目くらいの刀工でかなり上手な刀工と考えられます地には淡い写りが現れ行包としては出来が良い作品です。彫りは力強さはあるものの室町時代の彫りとはかなり異なります。

葵美術より一言:本作は室町時代末期の刀工で文明頃に中川七郎左衛門尉行包が活躍しそのあとに中川七郎右衛門尉門行包が活躍する。龍が彫られているがこの彫りは江戸時代の粟田口忠綱やそれ以降の彫り口となります。 しかしながら彫りは一生懸命製作したと思われます。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2022/03/26 (土) 09:47

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