AS20282 刀：無銘（宇多国宗）

ご注文番号：AS20282
刀：白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)

銘：無銘（宇多国宗）　　　

中古刀；中上作:越中
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘（宇多国宗）としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：銀一重
刃長:76.1センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.07センチ
先幅:2.05センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:905グラム
時代：室町時代　応永の頃
体配：身幅が広く重ね厚くしっかりとした作品に反りが深くつき、
切先がのびた体配の良い姿をした作品です。
地鉄：板目肌、杢目肌がよく目立つ地鉄となり
映りが良く見て取れる地鉄となる。
刃紋：沸　出来直刃刃紋に小足が一面に働き
刃中、細かな金筋が働き帽子丸く返る。

特徴：宇多国宗は応永頃の刀工で、一見すると南北朝時代の作品に見える。今一度研磨をすることでかなり変化が出るかもしれません。　茎の表側に銘を潰した痕跡が見えますが不明であります。堂々とした作品で是非お勧めしたい肌物の作品と考えます。

拵：太刀拵え

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形　鶴田文佳