AS22055 短刀:源盛吉(無鑑査)

説明

ご注文番号:AS22055

短刀:白鞘入り(保証保存刀剣)(委託品)

銘: 源盛吉(無鑑査) 
昭和甲子歳八月日(きのえね)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は源盛吉としては最上作にランクされる作品です。

上々研磨済み
はばき:金着せ二重
刃長:28.1センチ
反り:0.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.81センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 205グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く反りはほとんど無くボリュ–ム感のある作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて地錵が付き地景が細かく入る。
刃紋:錵出来匂口深く丸みを帯びた互の目乱れを焼き刃中、砂流、金筋が盛んに働き帽子尖って先掃掛、火焔となり刃中に砂流、金筋が働く。

特徴:谷川盛吉(本名松吉)は大正九年(1920)生まれの熊本の八代市の刀匠で、昭和九年(1934)に金剛兵衛盛高靖博に入門。さらに盛高師が八代に迎えた延寿太郎宣繁に学ぶ。
昭和十六年(1941)に師盛高靖博より「延寿宣次源盛吉」を受名。昭和二十七年(1952)に講和記念刀を製作。
昭和二十九年(1954)に作刀承認を受ける。
第一回作刀技術発表会から連続出品。
昭和五十三~五十四年(1978~1979)頃に源清麿写で名声を高めた。
昭和六十年(1985)には無鑑査刀匠となる。
本作は円熟期に達した時期の作である。迫力の有る相州伝の傑作を残し、平成二年(1990)に惜しくも七十歳で没した。
本作は晩年の一振りであるが、得意とした源清麿写しの作風はますます冴えわたり、刃中にあらわれた殊の外長く見事な金筋には見応えが有る。
本作は数有る盛吉の作の中でも最も充実した年の作である。まさに清麿を彷佛とさせる出来で一点の緩みもなく素晴らしい。

葵美術より一言:本作の盛吉は短刀の製作は極めて珍しい。 
又作品清麿を上回る出来で地金は小板目肌良く詰んで地錵、地景が働き刃中の激しい錵の強い刃紋に足が良入り砂流、金筋が盛んに働き刃縁、柔らかくいつ迄見ても飽きの来ない傑作であります。  
盛吉は清麿に私淑して数多くの清麿写しを製作しております。
短刀の製作は極めて少なく本作も清麿写しの最高傑作品です。
昭和59年の作品できっとご満足の頂ける作品です。
滅多に出てきません私が買ちやおうかな それ程出来が良いのです。

時代背景:1984年昭和59年7月28日ロスアンゼルスオリンピックを開催する。8月30日スペースシャトルデスヵバリー初の〕打ち上げに成功する。

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2022/03/18 (金) 15:12

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