AS21595 刀:泰龍斎宗寛造之

説明

ご注文番号:AS21595
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:泰龍斎宗寛造之
文久三年二月日                                

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 泰龍斎宗寛造之 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅一重
刃長:73.0センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.37センチ
先幅:2.45センチ
重ね:0.79センチ
刀身重量:980グラム
時代:江戸時代
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度につき切先が伸びごころでがっしりとした健全な作品で肉置きが良い
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸が付き綺麗な完成度の高い良質な地鉄となる
鎬地:詰んで美しい小板目肌に柾に流れる
刃紋:小沸出来小互の目乱れが刃区より横手まで続き小足良く入り帽子乱れ込んで丸く返る。

特徴:泰龍斎宗寛は文政初年に奥州白河城下に生まれ、その後固山宗次の門人として活躍する。江戸は深川に居住した。阿武隈川宗寛と銘を打つ作品は阿武隈川(福島から宮城県)のほとりで恐らく制作したと考えられる。

葵美術より一言:本作は重量が980グラムあるがっしりとした刀で身幅、重ね十分な健全な作品です。泰龍斎宗寛の特徴は地鉄が良い点と時には映りをだす刀工で、刃紋は頭の揃った小互の目乱れの作品が多く明るく冴えた作品で本作も同様な刃紋をしております。当時水心子正秀が唱えた復古刀が叫ばれ泰龍斎宗寛もこの流れに沿って切れ味を重視し刃紋の浅い頭の揃った互の目乱れを焼き小足を入れて強度を増した作品を製作したのです。備前古吉井を目指して製作したと考えられるのです。この健全な泰龍斎宗寛造之を是非お求めください。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2022/03/18 (金) 10:25

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