AS22004-刀: 無銘(義光)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(重要刀剣 第54回)(ご委託品)
銘:無銘(義光)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(義光)としては最上作にランクされる作品です。
中古刀:業物:上々作:備前
研磨済み
はばき:銀一重鎺
刃長:68.1センチ
反り:2.1センチ
目釘穴:4個内3個埋め
元幅2.88:センチ
先幅:1.91センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量:535グラム
時代:南北朝時代 貞治頃
体配:大擦上無銘で表裏に棒樋を彫り身幅、重ね尋常で反りが深く付き切先のび心となる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで精良な地鉄となり、映りが明瞭に現れる
刃紋:小沸出来丁子乱れとなり足よく働き金筋も入る。帽子乱れ込んで掃掛となる。

特徴:義光は南北朝時代の景光の子供で兼光の弟と言われております。
鎌倉末期の元亭から南北朝の貞治に渡りおよそこの40年兼光とは活躍期を同じくしている。 彼の初期作は景光風に、南北朝のものは兼光風に類似される。 この作品は地鉄の良さから景光風の作域が表示されている。出来の良さに加えて保存状態も良好で
特に鍛えが精良で緩みがなく素晴らしい出来です。

拵:
鍔:鉄地に金で紋様を描き文字を言えれた肥後鍔です。
縁頭:鉄地に金色絵を施した肥後風縁頭
鞘:黒蝋色鞘
目貫:赤銅地に桐紋を3つ高彫りし、金色絵を入れた太刀風目貫。

葵美術より一言:本作は義光の傑作で一見すると制作年代が古く景光に良く似た作品です。特に地鉄が良く練れて映りが現れ、保存状態も大変良いです。拵えも上等の物で肥後風の作品で揃えられております。

重要刀剣 第54回
葵美術評価鑑定書
全身押し形



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2022/03/05 (土) 13:15

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