AS21633 刀:備前介藤原宗次

説明

ご注文番号:AS21633
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:備前介藤原宗次                               
明治二年十一月日
                    
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前介藤原宗次としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重鎺
刃長: 69.8センチ
反り: 1.0センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.05センチ
先幅: 2.45センチ
重ね: 0.74センチ
刀身重量: 915 グラム
時代:明治2年
体配:身幅が広く、重ね厚く、反りが適度に付き、鋒が大きくなる
地鉄:小板目肌良く詰んで、地沸が良くつき綺麗な地鉄となる
鎬地: 小沸出来丁子乱れが良く現れ、
華やかな刃紋として表裏に現れる。
刃紋:丁子乱れが華やかな刃紋となり、
足良く働き、帽子が乱れこむ。

特徴:固山宗次は享和3年に奥州白河に生まれた。俗名を宗兵衛と称し、一専斎、精良斉とも号した。兄に宗平、宗俊がいる。彼の師匠は加藤綱英と伝わっているが、その作風から加藤綱俊の影響が大きいと言われている、初めは白河松平家の抱え工であったが、藩が勢州桑名へ移封した後は江戸に出て桑名藩工として作刀を行った。その移住地は初め麻布永坂、後には四谷左門町だったという。 弘化2年に備前介を受領している。 彼の作刀期は文政の後半から明治初年となっており、この長い制作期間で相当な本数を打ったと言われている出来が悪く下手な作品は全て折り曲げてしまう癖があったようで、出来の良い作品が多いとされる。なかなかこれほどの作品には滅多に出会えませんので、是非ともお勧めしたいできです。

時代背景1:廃刀令が明治4年に発布され、多くの刀工が刀に仕事をやめざるを得ない状況でした。
時代背景2:文久遣欧使節として文久元年(1862年)ヨーロッパに政府が使節団を送る。
正使は竹内保徳、副使は松平康直、目付は京極高朗、そのほか柴田剛中、福地源一郎、福沢諭吉らが加わり、総勢36名となった。通訳として森山栄之助、渕辺徳蔵が加わったとされている。


文久遣欧使節

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2022/03/02 (水) 13:51

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