AS21671 刀:於紀州文殊重國造之(2代)

説明

ご注文番号:AS21671
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:於紀州文殊重國造之(2代)

新刀:上作:業物:紀伊
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は於紀州文殊重國造之としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:60.2センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.93センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.68cm
刀身重量:620グラム
時代:明暦頃
体配:やや短めだが身幅が広く切先がのびた体配の良い作品です。
刃紋:刃区より匂口の深い互の目乱れとなり高低があり物打ち近辺から匂口さらに深くつき帽子、丸く先掃掛となる。刃中には所々金筋は働く
 
特徴:本作は初代南紀重国の相州伝に似て履きのある作品で特に物打ち近辺から刃紋が激しくなり高低に変化がつき鎬地がよく見えます。非常に細かく詰んでおり柾目肌があまり見えない作品で、2代重國による初代作に近似したさすがの作品です。

葵美術より一言:2代重國の作品は初代の相州伝を継承しており、出来の優れた作品が多い。初め金助、のちに四郎兵衛、最後に文殊重国と称し徳川頼宣の鍛刀御相手を務めた。作風は大体初代の重国と同様だが直刃出来は少ない印象を受ける。晩年には丁子乱れの作品もある。本作は出来が良く是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳

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オークション開始
2022/03/01 (火) 10:24

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