AS21716 刀:無銘(石州出羽貞綱)

説明

ご注文番号:AS21716
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(委託品)

銘:無銘(石州出羽貞綱) 
           
当社では刀工の出来によって最上作 、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(石州出羽貞綱) としては上々作にランクされる作品です。
中古刀:石見:上作
研磨済み
はばき:金着一重鎺
刃長:61.9センチ
反り:0.4センチ
目釘穴:3個
元幅:2.78センチ
先幅1.6:センチ
重ね:0.58センチ
刀身重量:415グラム
時代:南北朝時代
体配:大擦上無銘で身幅、重ねやや狭く、反り浅く、切先伸びごころ。表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌詰まり柾に流れ、映りが現れる。
刃紋:沸出来互の目乱れとなり足よく働く。足さらに刃中でよく働き、金筋が良くはいる。
帽子:乱れ込んで掃掛る。片面はぎりぎりとなり、刃を作る。

特徴:石州出羽貞綱は石州直綱の子で明徳頃(南北朝時代末期)に活躍した刀工です。 

拵:
鍔:延茎の鉄鍔に岩石の紋様を入れる
縁頭:赤銅地に波を彫り金色絵をほどこす
鞘:黒色石目地鞘
目貫:龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作の石州出羽貞綱は多少反りが浅く直刀の様を感じさせるが反りが浅いのは大擦上無銘の体配だからです。 互の目乱れとなり足が良く働き古刀としての貫禄が十分に発揮した作品です。特に地鉄が板目に映りが見て取れ刃紋の刃 中には幾重にも現れた小足、葉さらに激しい金筋は誠に優れた作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2022/02/27 (日) 10:00

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