AS21773 刀:無銘(綾小路)(第43回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS21773

刀:白鞘入り(第43回重要刀剣)

銘:無銘(綾小路)定利

鞘書
表:綾小路定利 長 貳尺参寸四分 初茎 無銘なり 真田家伝来 代金子五百枚
裏:昭和◎年    六月三日  本阿弥光孫

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 綾小路 としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重鎺
刃長:70.8センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.46センチ
先幅:1.46センチ
重ね:0.49センチ
刀身重量:500グラム
時代:鎌倉時代 1264年 文永の頃
体配:身幅、重ね優雅にほぼ初茎の状態で反りが深く当時の鎌倉時代初期に体配を見て取れる
地鉄:小板目肌に小杢目肌が良く現れ映りが現れて美しい地鉄となる。
鎬地:板目肌に杢目肌が連なり杢目肌が美しい
刃紋:丁子乱れ、小互の目乱れと高低差が現れ先、穏やかな直刃調となり
美しい青江一派を思わせる 作品です。刃中に金筋が働く

特徴:京4条綾小路に住し通称弥太郎法名了阿弥と称する綾小路の始祖で、来国行とは隣人同士であったと言われる。
古刀最上作に指定されている。 
本作の綾小路はほぼ初茎の形態を保持し反りが深くつき体配の優美さを保ち映りが現れ帽子はぎりぎりに残る
おそらく大名家にあった作品で手入れを怠らず現在まで持ち続けた作品で刃紋もよく現れております。

葵美術より一言:綾小路と鑑定された作品で、さすがに地鉄がよく鎬近くに映りが現れ何よりもほぼ初中心の体配をして
反りが深い優美な体配を拝見できる。 長年に渡りその刀を取り扱う侍が錆びさせず、減らさず と祈りながら
手入れをしてきた作品であろうと考えるのです。この名品を是非購入されます様に祈ります。
重要図譜より次のコメントが出ております。
「本作はほとんど初の太刀で細身で優雅な姿形であり地刃には綾小路一派の特色が示され特に匂口が明るく
冴えた様が好ましい」
この作品は当時の鎬地の肌目がよく見えて時代の変化を推察できます。

重要刀剣鑑定書43回
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳




落札価格:¥3,551,005

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入札履歴

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最高入札者 : dajizu26

dajizu26
2022/03/05 (土) 10:27
¥3,551,005
shinkai1690
2022/03/05 (土) 10:27
¥3,550,005
shinkai1690
2022/03/05 (土) 07:57
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dajizu26
2022/03/05 (土) 07:57
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dajizu26
2022/03/05 (土) 07:57
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shinkai1690
2022/03/05 (土) 07:57
¥3,340,070
dajizu26
2022/03/05 (土) 07:56
¥3,231,005
shinkai1690
2022/03/05 (土) 07:56
¥3,230,005
dajizu26
2022/03/05 (土) 02:24
¥2,950,000
オークション開始
2022/02/26 (土) 15:45

※ = 自動入札