AS21751 脇差:大和大掾藤原正則

説明

ご注文番号:AS21751
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:大和大掾藤原正則

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大和大掾藤原正則 としては上作にランクされる作品です。
新刀:上作:良業物:越前
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:34.2センチ
反り:0.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.19センチ
重ね:0.62センチ
刀身重量:285グラム
時代:江戸時代 寛永の頃
体配:寸伸び短刀です。多少先反りがあり三つ棟、表裏に大きな樋を彫る。
地鉄:渦巻状の板目肌をつけて精良な地鉄となり、白気風の映りがあらわれる。
刃紋:沸出来おだやかな小互の目となり、帽子のたれて丸く返る。

特徴:大和大掾藤原正則は室町時代中期の山城國三条吉則の末裔と伝えられる。本国は丹後宮津、父則光に鍛冶の手ほどきを受け、のちに京に上がり更に越前七十五万石の松平秀康の城下に移り、秀康の長男忠直の抱え工となる。大和大掾受領の時期は定かで無いが、慶長十三年十一月の刀と元和二年の平造の脇差に受領銘が刻印されている。越前における活躍年代はほぼ初代康継と同時期である。

葵美術より一言 康継を初めとする著名な越前新刀の中では同作の経眼がなく系統が判然としないが、刃紋からみて美濃伝を継承していると思われると薫山博士は考えていらっしゃいます。特に地鉄が良く地景の入った素晴らしい地鉄は古刀を思わせます。三つ棟で長めの見事な出来です。現在特別保存に合格しております。是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


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2022/02/23 (水) 12:44

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