AS20295-大小：賀州金沢住兼若/無銘(加州家平)

大小：
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大：拵え入り(保存刀剣)

銘：賀州金沢住兼若（又助）2代　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 賀州金沢住兼若（又助）としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：加州はばき
刃長:62.0センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:2個
元幅:2.99センチ
先幅:2.04センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量:650グラム
時代：江戸時代寛文頃　
体配：身幅がやや広く重ね厚く反りが深くつき切先が伸びる
地鉄：小板目肌良く練れて肌目がよく見て取れる
刃紋：沸出来互の目乱れ尖刃が混じり匂口が深く働き、
刃中、砂流、金筋が働き
帽子:乱れ込んで先返りが深い。

特徴：加州兼若は慶長時代から活躍し刷り上げ区送があっても重要美術に指定された刀工です。本作はその二代銘で又助と称されている。５代まで続くがどの刀工の上手で金沢では最も人気の高い刀工として評価されております。

拵：
鍔：鉄地に耳を立ち上げ信家風に亀の甲羅を紋様として表す　　　
銘　貞之作
縁頭：鉄地で網代の図柄を彫り家紋を掘り上げている
鞘：黒漆は赤く変化を遂げかなり古い鞘で
一部漆が取れている部分がありますがまずまずの作品です
目貫：赤銅地でネズミの図柄を描く

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小：拵え入り(保存刀剣)

無銘(加州家平)　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(加州家平) としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：加州はばき
刃長:49.3センチ
反り:0.4センチ
目釘穴:1個
元幅:2.96センチ
先幅:2.08センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量:500グラム
時代：江戸時代寛文頃　
体配：身幅がやや広く重ね厚く反りが浅くつき切先が伸びる
地鉄：小板目肌良く練れて細かな美しい地鉄となる。
刃紋：刃区より互の目乱れがたんたんと先に向かう。　

特徴：加州家平の初代は江戸時代寛文の刀工で大刀と同じく金沢の刀工で天和3年に亡くなる。刃紋は互の目乱れ、三本杉、箱乱れ、のたれの作品を製作する。本作はのたれが連なりのどかな海岸の波をおもわせる作品で帽子は丸く先掃掛て返る。

拵：
鍔：鉄地に耳を立ち上げ信家風に亀の甲羅を紋様として表す　　　銘　貞之作
縁頭：鉄地で網代の図柄を彫り家紋を掘り上げている
鞘：黒漆は赤く変化を遂げかなり古い鞘で一部漆が取れている部分がありますがまずまずの作品です
目貫：赤銅地で馬の図柄を赤銅で描く
小柄：素銅地に魚子地を打ち雷と雲を描く
小刀　近江守作と銘があり。

葵美術より一言　大小ほとんど同様な作品で制作し家紋も同様な良く揃った作品です。同じ加州刀として大小を製作した作品です。この登録番号が岡山７４６５０で小は岡山県７４６５１と連番となっており当時から大小一作であった点が素晴らしい。　大小一作の作にで金沢の作品を是非お求めください。

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それぞれに保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定：全身押し形

大（刀）

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小（脇差）