AS19266 刀:無銘(美濃千手院)

説明

ご注文番号:AS19266
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘: 無銘(美濃千手院)

鞘書:鎌倉時代応長頃:一文字 助吉: 刃長二尺三寸九分半有し
昭和千子4夏日 寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(美濃千手院) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着せ一重鎺
刃長:66.4センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.82センチ
先幅:1.86 センチ
重ね:0.71センチ
刀身重量: 665グラム
時代:南北朝時代
体配:身幅、重ね尋常な初の状態を保ち切先がやや長い。
反りが深い。
地鉄:板目肌の杢目肌がよく混じり合い映りが現れる。
刃紋:小沸出来丁子乱れが良く連なり刃紋は明るく冴える。
金筋が絡み切先、乱れこむ。

特徴:赤坂千住院系は大和千住院派の石町が南北抗争の叫びに連れられて不破郡赤坂に移住してきた。他の刀工とは異なり室町中期までこの派閥は継続する。反りが深く体配が良いので、一見すると備前の出来の良い体配を思わせる。 鑑定では美濃千手院とされているが、赤坂千手院とも考えられる。1311年頃の応長と寒山先生は唱える、が私はやや時代が下がり南北朝時代の赤坂千手院の作品と考えられます。

拵:
鍔:延茎の赤銅地の水辺の咲花と菊の花を高彫りし金で描く
縁頭:赤銅を高彫りし、金で先を彫る
鞘:青貝散らし鞘
目貫:素銅地で龍の図柄を高彫りをする。

葵美術より一言:一見鎌倉時代を思わせる刀で、人によっては一文字に見られる作品です。私から見ても美濃千手院には見えず、無銘の場合は色々な見方が存在するものだなと考えております。出来も素晴らしく拵えもまずまずで、お勧めできる作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

落札価格:¥571,000

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入札履歴

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最高入札者 : Mac Donald

Mac Donald
2022/02/25 (金) 10:42
¥571,000
haruko
2022/02/25 (金) 10:42
¥570,000
Mac Donald
2022/02/25 (金) 10:39
¥567,000
haruko
2022/02/25 (金) 10:36
¥566,000
Mac Donald
2022/02/25 (金) 10:36
¥565,000
Mac Donald
2022/02/25 (金) 10:34
¥561,000
haruko
2022/02/25 (金) 10:34
¥560,000
Mac Donald
2022/02/25 (金) 10:29
¥550,000
オークション開始
2022/02/18 (金) 09:37

※ = 自動入札