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オークション開始
2022/02/17 (木) 11:07 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS21338
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘 伝 (尻懸)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘 伝(尻懸) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:68.0センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.88センチ
先幅:2.31センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量:820グラム
時代:南北朝時代
体配:大擦上無銘で身幅が広く重ね厚く反りが深くつき切先がのびた体配の良い作品で表裏に棒樋を彫り体配の良い作品である。
地鉄:小板目肌良く練れて所々大板目が出て映りがあらわれる。
刃紋:直刃出来に足がよく入る。
帽子、長く刃紋が入り、その先掃掛ける。
特徴:反りが深く付き表裏に棒樋を彫り体配の良い作品で、所々大板目が混じる。尻縣とは大和5派の一つで、他には保昌、当麻、千手院、大和手掻、尻縣があるがどの刀工群にも特有の特徴がある。 尻縣は比較的がっしりとした作品が多く、直刃乱れに小足が入るなどの特徴がある。
拵:
鍔:真鍮地に黒の紋様を入れた鍔
縁頭:花籠一杯の花を車で運ぶ姿を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
葵美術より一言 がっしりとして、反りが深く切っ先の伸びた作品です。拵えを含めても華美な作品ではありませんが尻縣としての作風をよくあらわしており、拵えもまずまずの出来でお勧めできる作品です。
特別保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳
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