AS21733-刀:笠間一貫斎繁継作

説明

刀:白鞘入り(保存刀剣)(特別貴重刀剣)

銘:笠間一貫斎繁継作   
昭和十三年二月日
                  
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は笠間一貫斎繁継としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:63.4センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.05センチ
先幅:2..1センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:705グラム
時代:昭和13年
体配:軍刀に合わせて製作された笠間一貫斎繁継作の作品です。身幅があり重ね厚く反りが深くつき、切先がのびた作品です。
地鉄:小板目肌良く積んで地沸がつき綺麗な地肌となる。
また鎬地は柾目が強く荒れた柾目が現れる部分がある。
刃紋:沸出来互の目乱れが激しく匂口が深く現れる

特徴:一貫斎繁継は笠間一貫斎繁継は本作は笠間一貫斎繁継が頭山満邸内で作刀した、身幅が広く重ね尋常な兼光を写した渾身の刀。一貫斎繁継は本名笠間義一。伯父宮入一貫斎繁 寿、のち森岡正吉の門。明治十九年(1886年)静岡に生まれ、明治三十六年(1903年)上京し笠間頭山邸内常盤松刀剣研究所で鍛刀、のち主任刀匠。宮 内省御刀係拝命、日本東部鍛練刀工業組合副理事長、東京赤坂日本刀伝習所師範、帝展最優位入選。数々の献上刀を作成した。昭和四十年(1966年)八十歳 にて没する。
日本刀鍛法の復旧伝承に務め、のちに繁継の女婿となった塚本起正、人間国宝となった宮入昭平等の師としても知られる現代の名工の一人である。

葵美術より一言:一貫斎繁継は叢書銘の作品は数打ちと称しております。 しかし人気は高くかなりの評価を受けた作品といえます。
鎬地に柾目が入りますがその特徴として柾目の割れがでますがほとんどわからない程度と言えます。
匂口の深い互の目乱れを焼いて見事な作品です。

保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
特別貴重刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥350,000

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入札履歴

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最高入札者 : ksmo17

ksmo17
2022/02/17 (木) 12:22
¥350,000
オークション開始
2022/02/13 (日) 09:46

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